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国登録有形文化財『岩手県公会堂』 盛岡の歴史と文化の象徴
岩手県公会堂

 

「岩手県公会堂」は、昭和2年(1927年)6月に建設された近代建築(洋風建築)で、岩手県の文化・行政の中心施設として利用されてきました。その歴史的価値や建築デザインの美しさから、平成18年に「国登録有形文化財」に登録されています。約100年間、盛岡の街と共に歩んで来た歴史と文化の象徴的な建築物です。

設計者は 佐藤 功一 博士(建築家)、彼は「日比谷公会堂」や「早稲田大学大隈講堂」の設計でも知られています。言われてみれば、この3つの建築物は似ていますよね。以下の特徴が似させるのでしょう。

【 建築の特徴】
・重厚な洋風デザイン(ネオ・ルネサンス様式)
・左右対称の外観
・アーチ型の窓
・堂々とした中央玄関
昭和モダンな雰囲気が色濃く残り、写真スポットとしても人気があります。

【現在の主な用途】
・講演会
・演劇・コンサート
・式典
・会議
・展示会
・市民の文化活動の場
地元の学校イベントや市民団体の利用も多く、地域文化を支える施設です。

「岩手県公会堂」は、盛岡の歴史と文化を象徴する建築物であり、現在も多目的な公的施設として市民に親しまれています。観光スポットとしても価値がある場所で、建築好きにも人気の施設です。

かつて「公会堂多賀」と言うレストランが併設されていましたが、残念ながら2017年3月末に閉店しています。当時パリのリッツホテルで修業した料理人が腕を振るう西洋料理レストランとして誕生し、近年では洋食・フレンチの両面を持つスタイルで、中でも「オムレツハヤシライス」が人気だったそうです。約90年の歴史を持つ本格レストラン、一度訪れてみたかったものです。

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(出典:Billboard JAPAN)

 

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(出典:音楽ナタリー)

 

 

<ツイッターの反応>

 

おでんせ!情報発信局(盛岡広域振興局)
@pref_iwate_mori

【#岩手県公会堂】 岩手県公会堂文化祭の前に 岩手県公会堂を見学📸してきました 昭和2年6月15日に竣工し、約100年の時を経た建物は 用途を変えながら岩手の歴史を見つめてきました😊 平成18年には国の有形文化財に指定されています✨ 館内には資料館もあり これまでの歴史を学ぶこともできますよ pic.x.com/arlLThYodc

(出典 @pref_iwate_mori)

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