
2代目「ひりゆう」(FL-01)は、海上保安庁の消防船で日本最大級の放水能力を有し、石油タンカーやLNG船などの大規模な海上災害に対応が可能なほか、東京湾沿岸に乱立するコンビナート火災も視野に入れた、正に日本最強の消防船である。各種放水銃を複数装備し、最大毎分46,000リットル(約46トン)の放水能力を誇る他、消火液(泡)と水を兼用する伸縮式放水銃や甲板搭載型の高出力放水設備を複数配置。また、粉末放射銃1基、自衛噴霧ノズル多数搭載など、化学火災や油火災にも対応可能。
普段は中々見ることが出来ない「ひりゆう」だが、今回の消火活動で、その高い能力を改めて見せつけてくれた。
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